大名行列
★注意:平成26年の例です。
大名行列がはじめられたのは、1795年であることが、つい最近の文書によって明らかになりました。
ただし、神輿行列やお囃子は、大名行列より古い歴史をもっています。
では、神輿やお囃子はいつ始められたのか?ということについては、全くわかっていません。
11時20分…木谷小学校出発
※時間が早くなる可能性があります。
11時50分…重松神社到着
※時間が早くなる可能性が大です。
12時…蛟龍太鼓上演
12時15分…蛟龍太鼓上演終了
12時30分…神降し、大名行列神社出発
13時30分…お旅所着、神事開始、巫女舞
14時…大名行列、お旅所出発
14時30分…神社着
大名行列の経路
寛政7年(1795)に現在のお旅所が設けられました。同時に大名行列も始められています。以前のお旅所は、重松神社の鳥居の西側(社務所あたりか?)にあったのですが、大名行列をするには近すぎるということで、少し離れたところにお旅所を設けることにしたようです。
奴ばやしと足拍子
行列の花形でもあるはさみ箱と奴が道中歌っているのは、「奴ばやし」といい、伊勢音頭の一種と考えられます。木谷の奴ばやしは8番まであり、はさみ箱と奴は覚えなければいけません。また、道中大声で唄うだけでなく、はさみ箱・奴の所作をしなければいけません。この所作を「足拍子」といいます。
【奴ばやし】…4番まで紹介します。
一 今日(きょう)は 十月○日にて 氏神(うじがみ)様(さま)の御祭礼(おさいれい)
奴(やっこ)を申(もう)しつけられて 奴(やっこ)を振(ふ)られそうもないが
娘(むすめ)にゃ ひょうたん酒(ざけ)を ついでもろて
その意気(いき) くりだす ヨーイヤセ
ヨーイヤナ シー シー
二 ここらからお江戸(えど)へ 三百里(さんびゃくり)
行(い)きし戻(もど)りで 六百里(ろっぴゃくり)
裸足(はだし)で 道中(どうちゅう)がなるものか
わらじを 一足(いっそく) こうてたもれ
ヨーイヤセ ヨーイヤナ シー シー
三 段々(だんだん)畑(ばたけ)の豆(まめ)のさや
ひとさや はじけりゃ みなはじく
ヨーイヤセ ヨーイヤナ シー シー
四 赤崎(あかさき)鼻(ばな)の 東風(こちかぜ)に おこしをとられて 大騒(おおさわ)ぎ
ヨーイヤセ ヨーイヤナ シー シー